内にも外にも、仕事の土台は信頼関係。
これからは、若い世代が前へ進める環境をつくりたい。
1997年に入社し、BCCの60年の歩みのうち、ほぼ半分を社内で過ごしてきたT.E。現在は、小売店で長く使われている基幹システムの改修に携わり、お客さまの要望を聞きながら仕様をまとめています。立場も考え方も異なる人たちをつなぎ、一つの仕組みとして形にする仕事。その土台にあるのは、29年を通じて変わらず大切にしてきた“信頼関係”です。仕事の手応えを感じた忘れられない笑顔、品質や育成に対する会社の変化、そして次の世代への思いを聞きました。
プロフィール
T.E
社歴29年(1997年4月入社)
エンタープライズITサービス事業部
第二システム部 第三システムG
01百道のオフィスから、ITで価値を生む仕事へ
Q.BCCへ入社したきっかけを教えてください。
T.E
当時、会社が百道にあって、そこにオフィスがあるのがいいなと思ったんです。というのは冗談で、ITを通じてお客さまに価値を届けたいと考えたことが入社の理由です。今振り返ると、百道のワンフロアで、社内の人の顔が見えやすかった環境も印象に残っています。
Q.現在は、どのような仕事を担当していますか。
T.E
小売店の基幹システムの改修に携わっています。長く稼働しているシステムなので、運用を続ける中で、お客さまから新しい要望が出てきます。その内容をしっかり聞き、必要な機能や進め方を整理しながら、改修の仕様を決めていくことが私の役割です。
02仕事の土台は、社内外の信頼関係
Q.入社当時と比べて、変わったと感じることはありますか。
T.E
29年もたつと、学生気分が抜け、仕事への責任感が強くなったことは、あまりにも当たり前になっています。大きな転機が一度あったというより、目の前の仕事と向き合う中で、少しずつ立場や考え方が変わってきたのだと思います。
Q.仕事をする上で、一番大切にしていることは何でしょうか。
T.E
信頼関係です。お客さまとの関係はもちろん、社内のメンバーとの関係も同じです。そこが崩れてしまえば、どれだけ良い考えや技術があっても、仕事はうまく進みません。決めたことを守り、相手の話をきちんと聞く。特別なことではありませんが、その積み重ねを一番大事にしています。
Q.システム改修をまとめる難しさは、どこにありますか。
T.E
一つの仕事には、お客さまと話す人、プロジェクトを進める人、設計する人、プログラムをつくる人など、さまざまな役割の人が関わります。それぞれが自分の仕事に誇りとこだわりを持っているからこそ、意見がすぐにはまとまらないこともあります。相手の考えを尊重しながら、お願いすべきことはお願いし、最後は一つの形へまとめる。そこが難しく、同時にこの仕事の大切なところです。
03言葉はなくても伝わった、あの一度の笑顔
Q.これまでで、特にうれしかった仕事の場面を教えてください。
T.E
私たちの仕事は、きちんと動いて当たり前と思われることが多く、お客さまから褒めていただく機会はそれほど多くありません。以前、いつも厳しく接してくださるお客さまが、ご自身の取締役へ説明される場に立ち会ったことがありました。その取り組みが評価されたとき、その方がこちらを見て、ほんの少し笑われたんです。言葉はありませんでしたが、「よくやった」と認めていただけた気がして、29年の中でも特にうれしかった場面として残っています。
Q.T.Eさんが感じる、BCCならではの魅力はありますか。
T.E
真っ先に思い浮かぶのは、リラクルームです。月に2回、本社ビルの1階でマッサージを500円で受けられます。これを受けるために会社へ来ていると言ったら言い過ぎですが、長く働く身としては本当に助かっています。仕事の話だけでなく、こういう気持ちを楽にできる制度があることも、BCCのよいところです。
04品質を高め、若手を育てる会社へ
Q.入社から29年。会社はどのように変わりましたか。
T.E
雰囲気も仕事の進め方も、大きく変わりました。百道のオフィスにいたころはワンフロアで、社内の様子が自然と目に入りました。今は働く階が分かれ、顔を知らない人が増えた寂しさもあります。一方、仕事では、つくったものを必ずレビューする流れが定着し、品質に対する意識は以前より確実に高まっています。
Q.新入社員の育て方については、どう感じていますか。
T.E
私のころは7月ごろまで研修を受け、その後すぐに配属され、現場で覚えていくような時代でした。今は1年間の研修があると聞いています。時間をかけて学べる環境になったことからも、会社が新入社員や若手の育成を大切にしていることが分かります。
Q.60周年を迎えた今、これからのBCCへ期待することは何でしょうか。
T.E
若い世代に負けたくないという気持ちは、もちろんあります。ただ、それ以上に楽しみなのは、若手がどんどん活躍していくことです。私たちの世代が前へ出続けるのではなく、彼らが思い切って進める環境をつくることが、これからの役割だと思っています。邪魔をせず、必要なときには支え、次のBCCを担う人たちが力を出せるようにしていきたいです。






