品質向上への取組み

品質向上への取組み

BCCの品質向上への取り組みは、目まぐるしい市場変化と技術革新に対応するため、単なる品質保証ではなくお客様に満足いただける製品・サービス等を提供できる仕組みづくりを継続し改善しています。

マネジメントシステム全体像

当社の事業活動の円滑な推進のため、各マネジメントシステムを確立、導入、運用、制限、監視、維持及び改善することで、お客様へ品質を保証した、よりよい製品・サービス等の提供を行い、お客様満足の向上を図ります。

マネジメントシステム全体像

 

BCCが考えるサービスとは

高品質のサービス(計画・維持・報告)に必要なプロセスを改善・成長させ、お客様が快適な仕事になることで貢献します。

BCCが考えるサービスのイメージ図

品質向上活動

独自のモニタリングシステム(品質・コスト・納期)を構築し、リスク回避・軽減活動を行うと共に
品質向上のためのデータを蓄積、見える化し継続的な改善を実施しています。
またシステムを構築する過程に着目した「プロセス品質の向上」と構築するシステムそのものの「プロダクト品質の向上」活動を推進しています。

品質向上活動イメージ図

 

プロセス品質の向上

BCCでは、プロジェクトの品質や生産性が高まるよう、プロジェクトの標準的な工程や、各工程で実施すべき活動・作業などをまとめたガイドラインを策定しプロセスを定義しています。また各工程で作成すべき成果物のテンプレートや作成のガイド、品質や生産性の向上に役立つツールやチェックリスト等を標準化しノウハウを社内に展開しています。
プロセスの遵守状況については、第三者によるチェックを実施し、標準化されたプロセスに従ったシステム構築が行われていることをモニタリングしています。プロセスからの逸脱があれば、プロジェクトに対して改善を指示し、引き続きモニタリングします。

プロダクト品質の向上

BCCでは、プロセスの検証に加え、工程ごとに多段階の検査、試験を実施しています。品質目標を達成しているかを点検することにより、最終的な製品(プロダクト)の品質向上を図っています。品質管理は、NECグループ独自の品質管理手法である「品質会計」を導入し定められた品質測定項目について、目標と実績値を比較分析し、評価を行う定量評価を実施しています。
定量評価を取り入れることにより、評価がより客観的に行われ、プロダクトの品質についての均質性が高まります。

※「品質会計」は、日本電気(株)の登録商標です。

システム運用・保守における品質向上活動

BCCでは、ITサービスの運用維持管理をITIL(※)ベースとし、お客様満足度調査の結果や、障害の記録などを活用して、システム運用の品質およびITサービスの向上に努めています。
また情報システム運用における作業の漏れや、手順の間違いなど、ヒューマンエラーによる障害をなくすため、自動化も推進しています。
システム運用の自動化、省力化、ミスの削減を進め、ツールを用いた業務の標準化や、障害対応事例集の活用などにより、障害の未然防止や、発生時における迅速かつ適切な対応を図っています。

ITILベースの運用プロセス

※ITIL: Information Technology Infrastructure Libraryの略。情報システムの運用管理を実行するうえでの業務プロセスと手法を体系的に標準化したもの。
英国およびEU各国における英国政府OGC(Office of Government Commerce)の、商標または登録商標。